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トップページ > 活動史(20世紀) > 喜劇映画研究会 2000年 演奏付き「ドタバタ喜劇」上映会
喜劇映画研究会 2000年

演奏付き「ドタバタ喜劇」上映会 in アンクル・トム

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【日 時】2000年4月23日(日)
【場 所】RESTAURANT&BAR
     アンクル・トム
【主 催】喜劇映画研究会
【協 力】RESTAURANT&BAR
     アンクル・トム

 

 

 

 

 

 

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前代未聞のマジメな司会をする新野

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谷川氏のアコーディオン・パフォーマンス

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谷川、渡辺両氏の華麗なパフォーマンス

 当初は「夢の森にて3000」として東京・青山の草月ホールでおこなわれる予定だったイベント。当会と共催の企画者側の都合で「夢の森にて3000」は中止となったため、この上映会が急遽組まれるはこびとなった。会場には、東京・自由が丘でライブ演奏をおこなうレストランとして有名なアンクル・トムが選ばれた。この店はピザやパスタと豊富なアルコール類でも定評があるが、店長兼シェフの横尾知記氏はオーダーメイドのギター職人という別の顔を持っていることでも、プロのギタリストからは有名な所である。それゆえ、店内でおこなわれるライブ出演者は一流のミュージシャンのオンパレードだ。このアンクル・トムでイベント開催が決まったのは、横尾店長の深いご理解とご好意によるものであるが、店内ライブの常連出演者=谷川賢作、太田惠資、吉見征樹、渡辺亮の4氏による「夢の森にて」出演者としての後方支援も強力に作用していた。

 本番2週間前には弁士MINAの電撃脱退があり、一部プログラムの変更も余儀なしということにもなったが、超満員の観客と出演者のコミュニケーションは以前にも増して深く、弁士不在の分だけ音楽は濃密となった。また、先におこなわれた「夢の森にて2000」を楽曲型エンターテインメントの成功例とするならば、今回のイベントはミュージシャンの挑発的技量とインプロヴィゼーションの展開による成功例だと思える。(上映中に映写機が落ちるトラブルも大爆笑のネタとなる!?)

 イベント進行のうえで旧来との大きな違いは、液晶ビデオ・プロジェクター使用があげられる。このため、フィルム使用の際にはおこなうことのできなかった効果など、最新技術での演出的アレンジがレストランでのイベントを盛り上げていた。また、当会が大学の講演依頼を検討中であったことから、代表の新野が前代未聞のマジメな司会をおこなった!?(ただし、かなりの二日酔いでもあったが・・・)

 入場者の9割が20代前半の女性客となった当イベント。オシャレの街・自由が丘のレストランで開催されたこともその要因かもしれない。(街頭での谷川・渡辺両氏による宣伝パフォーマンスも効果絶大!!)若い世代と新世紀に向けたミュージシャンのエネルギーが爆発!!の企画であった。

 

出演者
tanikawa ota
谷川賢作(ピアノ/キーボード)  太田惠資(ヴァイオリン)
miki watanabe
  三木黄太(チェロ)    渡辺亮(パーカッション)
上映作品
 Aプログラム(18:00~)
  • 「文化生活一週間」1921年/監督:バスター・キートン、エディ・クライン/主演:バスター・キートン
  • 「チャップリンの衝突」1914年/監督:チャールズ・チャップリン、マック・セネット、メーベル・ノーマンド/主演:チャールズ・チャップリン
  • 「専売特許」1923年/監督:チャールズ・パロット/主演:スナッブ・ポラード
 Bプログラム(20:00~)