Main Menu

 

 

トップページ > 活動史(21世紀) > 喜劇映画研究会 2003年 ビオロン太田惠資 ややっの夜
喜劇映画研究会 2003年

ビオロン太田惠資 ややっの夜

otokin1

【日時】2003年12月28日(日)
    20:00~
【主催/会場】音や金時
【企画】太田惠資
【協力】喜劇映画研究会

 

 

東京は西荻窪のネパール料理の美味しい人気ライブハウス『音や金時』で国際的ヴァイオリニストの太田惠資氏が毎月恒例のライヴ・パフォーマンスとして行なっている「ややっの夜」(ヤヤッノヤと読む)に、当会代表・新野敏也が自主制作ムービー持参で参戦!

実は太田氏からの依頼で新野本人もブッたまげた企画。

新野は1980年代前半にイメージフォーラムを主な活動拠点としていたアマチュア作家の過去を持つが、当人もフィルムの存在を忘れていた作品群へ太田氏がライヴ伴奏をつけると発表した事から、過剰な評判を呼んだ。超満員の店内は太田氏の驚愕の演奏&活弁初挑戦、新野のズッコケ話に予想以上の盛り上がりとなった。

上映作品
モロッコ製の女給 Made in Morocco(1926)
誰が為に金は有る(1980/1981フランス版)*
スワンソング(1981)*
専売特許 It's a gift(1924)
ダメージフォーラム(1982)*
*印は新野の自主制作映画

arano_ota 
 緊迫の対決終了後の
太田氏と新野のツーショット
yaya_all 
音や金時店長夫妻&出演者&スタッフ

 

 

 

 

 

 

 

ややっの夜 プログラム (新野自主制作映画について)
誰が為に金は有る/フランス版
LE VOYOU DÉSÉSPERE
tagatame2tagatame3
オリジナル1980年10月(フランス版1981年6月)完成
製作・監督・脚本・編集/新野 "The JET" 敏也
出演/西村善和 新野敏也

1981年 フジフィルム奨励賞
1981年 リール 喜劇・アニメ映画祭(フランス)出品
1982年 PFFノミネート
tagatame4
現在の当会活動の礎となった、新野が作ったドタバタ喜劇。
主演の西村善和は不慮の交通事故により完成を待たずして夭折、その後の新野の生き方を変えた、思い出いっぱいの作品。トリックなしのノンストップ・アクション(車にはねられる、走行中のバイクから振り落とされる、6階から蹴り落とされる等)、10代の若き情熱と創作にかける夢がいっぱい詰まったタイムカプセル!? 初公開当時はイメージフォーラムや各地の大学祭、自主製作団体などから多くの招待上映を受けていた'幻のインディーズ・ムービー'。


THE SWAN SONG
~自殺のさいわい~
swansong
企画/PERCENT
1981年9月14日に斉藤碧郎名義で作られたエンドレス・ループで映写する作品。
イメージフォーラム・シネマテークで好評を博した。

ダメージフォーラム
damage1damage2
企画/PERCENT
1982年11月24日にウルトラ吉田名義で作られた実験ドラマ。
1984年に西武百貨店の関東圏全店で館内BGVとして上映されて以来のリバイバル!?初公開当時はNICO等の曲をBGMに使用していたが、今回は太田氏の活弁で大爆笑映画にリニューアル!?当日、偶然にイメージフォーラムの中島崇氏が来場されていた事から予想外の大ウケとなった。この日に初見となったイメージフォーラム中島氏の感想は「スバラシイ!」、大手アニメ製作会社IMG、アムガの代表・岡崎英夫氏からは「音だけで映画の印象がこんなに変わるものかと思ったら恐ろしくなってきた…」とのコメントがあった。尚、本作は1986年に新野の自主製作最後となった「椿姫」に改作され、オリジナル版フィルムは現存しない。